2011年9月22日木曜日

宇宙について書いてみたけど、難しいので詳しい事は自分で調べやがれ。

「ミネルヴァのフクロウは黄昏時に飛び立つ。」という言葉があります


ギリシャ神話で知の女神として登場するミネルヴァ、そしてフクロウは知の象徴。

人間にとって大切な知とは昼間の活動を終えた後の夕暮れ時に羽ばたくんですね



今宵は、少し宇宙について考えてみませんか?


そんな知的な感じで今日は入ってみました。


これは凄い素敵な言葉じゃないですか?
今自分の中で宇宙っていうものに止めどない興味が溢れて来ていて。


たまたま、こっちに2年前くらいに誕生日で友達にもらった「眠れなくなる宇宙の話」っていう宇宙物理学者の佐藤勝彦っていう方が書いてる本を持って来ていて。




眠れなくなる宇宙のはなし

それを読んで書いてみたんですけど。

めちゃくちゃ面白かったので、読んでみて下さい。


その本には古代の人から現代の人までの宇宙観を追っているんだけど

宇宙観っていうのはまた宗教とも絡んでて、また更に面白い訳です!
昔の人は神様が宇宙にいると思っていたし、インドの方だとデッカイ象が支えてるとかの話は聞いた事ありませんか?

時の王様なんていう人達は神に選ばれし、一族だから権力者になれたりしたわけで、あとは中世のローマはキリスト教のローマ教会が占めていたわけで。

だから優秀な天文学者が宇宙に神は居ない!みたいな事を言ったら処刑されたりしたわけです。

ガリレオって言えば天才の代名詞って感じだけど、あの人が天体望遠鏡を初めて使って月のクレーターを見つけて、地球は動いてる!ってなって。それを王様に報告したらお前それ他の人にあんま言うなよ!って怒られて、それでも見つけちまったもんだから地動説を主張したら、軟禁されて余生を過ごしたようです…

すごい奇妙な事だけど、それくらい生活に直結するくらい天と地の関連は深かったんだと。地動説が証明されちゃうとキリスト教が困るから軟禁するって。

でも、そんな話を聞いて行くうちに本当に宇宙が人間に与える影響って凄いんだなと思いました。

一件関係になそうに思える現在でも、宇宙を研究する事によって得られた新技術や新エネルギーは数えきれないほどだと思います。

その前にもし宇宙を調べていなかったら、今この時代ですら神様が宇宙に居て、未だにそれを信じて全ての物事を天にゆだねていたのかもしれないですね。


結局神様が(今の所神様としか言いようが無いもの)作ったものなのかもしれないけど。
きっと永久に解明の出来ないものだろうな。

厳密に言うとこの世に無という状態はないらしい。


この世界にはかならず素粒子なるものが存在する。例え真空の中でも。
だけど、真空の中にも突然新しい素粒子がポッと現れる事があるらしく、
それが広がったのが今の宇宙じゃないかって言われてるのが有力な説だそうです。
全然説明不足だけど、なんとなく説明すると…

 

ポッと宇宙が生まれてそれがビックバンっていうのを起こして、その宇宙が一瞬で今の千分の一の大きさの宇宙になって、137億年かけて今の大きさになっているらしいし、どんどん速くなって膨張を広げている訳らしい。

けど、何からポット生まれたかわからないらしい。


それと最近10年で新しい宇宙観が騒がれていて、超ひも理論というものを使ったブレーンワールドモデルというものらしい。

それは量子力学界っていうのが出て来るんだけど、その人達は逆に世界一小さいものを扱う学問らしくてマイクロなんちゃらとか半導体とかを開発したのもこの学問からでだからこのパソコンとかも量子力学の賜物らしい。

その一番小さいものを扱う学問と、一番広いものを扱う学問が一緒になって宇宙の謎を解き明かそうとしているっていうのもなかなか面白いよね。

さぁ、超ひも理論なんだけど

もうネーミングがいちいちイル過ぎるんだけど。


最新の量子論に従って言うと、素粒子っていうのはひも状の形をしていて、それが色んなものに変化する為には最低でも10次元は必要になってくるらしくて
だから10次元の空間も存在するという事らしい。

今の僕たちが居る所はご存知3次元で

この宇宙の外には10次元までの空間があって

これがブレーン宇宙…笑。右上についてるのがたぶんひも。

ひもの両先端にはブレーンというプレートのようなものがくっついていて、そのブレーンというのが私たちがいる宇宙なんじゃないかって言われていて、この三次元の他にも別の三次元の宇宙のブレーンがあってその三次元がぶつかった時に起こったのがビッグバンじゃないか?という人も居るようで、もしこの理論が証明されれば今までの宇宙観をひっくり返すような事態になるようです。




そして僕らの3次元の宇宙のそのずっとずーっと外。

10次元の場所で意識が出来る存在からすると僕たちのいる3次元の宇宙っていうのは薄っぺらい膜のような状態で確認できるんじゃないか。とそこまで予測されています。


と、これは真面目に都市伝説とかじゃなくて、本当に最先端の科学者達が真剣な顔で議論している事らしいよ!



とりあえず僕の説明も曖昧なのも相まって、本当に意味が解らないと思うだろうけど。

仮にこれを読んでる人が、もし宇宙物理学者であってもこれを正しく説明し直す事は出来ても、じゃあ宇宙の端はどうなってるって言うんですか?って聞かれれば誰も答える事が出来ないんですよね。


そしてその不思議は宇宙だけで起こる話ではなくて、この地球上でも起こってる事であって。

今もこの地球上のそこら中に100億年以上も前に宇宙が爆発した時に発生した電磁波が届いているんだ。


そう考えると思うな。
世の中に溢れてるものが全て神秘的なもので見えてきて

宇宙を考える事によって、地球の事を考え、人間という知的生命体について考え、最終的には自分の事について考えて理解する事ができるはず

古代の昔から何千年もこうして人間は宇宙について考えながら暮らして来たんだって。


今でも普通に僕も含めてだけど、女子の皆は占星術とかが大好きでうさんくさいおばさんの占星術には耳を傾けるけど、意外と宇宙には目が向いてなかったり。

占い師の言う事を信じるってことは、星の動きによって「何かは解らない力」が働く事によって人間の生活に影響を及ぼすって言う事でしょう?

その「何かは解らない力」を信じる事ができるならもっと色んなものを信じれるのになぁって思ったりします。

そして科学が「何か解らない力」を解明する時がくるのもそう遠くないかもしれませんよ。


そうなるときっと人々はもう一度宇宙を眺めての一大メディテーションか何かのムーヴメントが起こって、今までは解らなかったその力を得ようとする。
そんな頃には宇宙人も遊びに来てくれるようになるかもしれませんね。


そう考えるととてもワクワクしてきませんか?


だって、今現在も「何か解らない力」重力によってこの地球という所に僕たちは張り付いてる訳だから!

気になった人の為に

ブレーンワールドモデル


コワッ!宇宙コワッ!

0 件のコメント:

コメントを投稿